地方と都市の格差がますます大きくなっています。
東京などの大都会では、景気の回復に進んでいるようですが、高知では、景気回復の先行きすら見えてきません。
お金も人も都市部や一部の富裕層にだけ集まり、地方は過疎化による人口減少、貧富の格差が進んでいます。
そんな高知ですが、何とかしなければなりません。
住んでて良かった…高知に住みたい…
私たちの未来を担う子供たちに、そんな高知を残したい…
いつまでも安心して住める高知市を、皆さんとともに創りたい、残していきましょう!

長尾和明は、安全安心快適 をキーワードに、
 みんなが安心できるまちづくりをめざします。
 
 



 
南海地震や風水害、土砂災害などに備え、防災施設などのハード整備を早急に行うとともに
地域コミュニティーなどのソフト面をもっと充実して、大切な人命や財産を守ります。
近い将来に、必ず起こるといわれている『南海トラフ巨大地震』をはじめ、高知は幾度となく大きな災害に見舞われてきました。
特に30年以内に非常に高い確率で起こるとされている『南海地震』への対策は、行政・市民を問わず、全力で早急に進めていく必要があると思います。

今、学校や幼稚園・保育園、公民館などの公な建築物の耐震補強や建て替えが行われています。学校で学ぶ子供たちの安全対策や地域の避難所としての機能確保が目的です。それに平行して、避難経路の策定や確保も重要課題として地域の住民と一体となって行われています。

しかし、本当に大切な人命を守るためには、避難所の確保や避難経路を作ることも大切ですが、地震の揺れからいかに身を守るか、怪我をせずに逃げられるかが、早急にすすめなければならない第一の課題なのです。
家の中にいて家具の下敷きになったり、ガラスで足を負傷して歩けなくなる・・・阪神大震災でも、新潟中越地震でも、福岡沖地震でも、半数以上の方々が、家の中で負傷しているのです。

記憶に新しい東日本大震災では、家屋を倒壊させる『キラーパレス』という強い揺れが少なく、家屋内への閉じ込めといった事例は少なかったようですが、最大震度7という強い揺れの後、早いところで20分後に津波が襲ってきました。

南海地震では、想定されている規模で発生した場合、震度6強以上の揺れが100秒間も続き、立っていられないような大きな揺れの後、高知市の沿岸部では、早いところで11分後、まごまごしているうちに大きな津波が襲って来ます。家屋や家具の下敷きになった家族を救う間もないのです。ガラスを踏んで怪我をしてしまって、足を引きずって遠い避難所まで行けますか?避難訓練では10分で避難所まで歩いて行けても、怪我をして歩いて行けるのでしょうか?

高知市では、木造住宅の耐震診断や耐震補強への助成を行っていますが、家の中での安全対策への補助などはなかなか進んでいません。
高齢者世帯では、どうしたらいいのか、どう身を守ったらいいのか困惑しています。早急な対処が必要だと思います。

高知県の今年度の予算で、家屋の部分耐震化への助成が認められ、家全体の耐震化工事が経済的に出来ない世帯への揺れからの備えが進みそうです。
高知市でも一昨年から家屋内での揺れから身を守るための費用の助成などが進められています。

大切な命と財産を守る事。最重要な課題としてこれからも取り組んでまいります。


昔の地域には、地域のつながりや連帯感が存在していました。
子供は日が暮れるまで外で遊び、近所のおじさんに叱られることもあったし、朝晩には元気な挨拶もしていました。
知らず知らずのうちに、地域の住民同士が干渉はしないが見張っている『見張りの目』に守られていたのです。

最近の地域では、その『見張りの目』が無くなってしまいました。
子供は外で遊ばない、学校が終わったら塾へ通って、家へ帰るのは遅くなってから・・・
近所の叱ってくれる怖いおじさんもいない・・・
プライバシーが最重要、マンションなどの集合住宅では、隣の住民の顔すら知らない・・・
そんな地域の弊害が、高知市に限らず、全国各地で起こっています。
児童を狙った犯罪や児童虐待。違法な訪問販売やゴミの放置など、事件や事故が起こってからはじめて、不審者の情報や子供のSOS情報が寄せられる。こんなことでは安心して生活できないと思います。

ところで、南海地震のような大規模な災害では、自助(自分で守る)と共助(地域で守る)、公助(行政などが守る)の比率が7:3:1だと言われています。
高知市や高知県では、その共助のために自主防災組織の普及を図り、様々な補助の制度を設けています。地域の安全は地域で守るのです。しかし、その自主防災組織も地震や火災などの災害に特化したものなのです。
私は、この組織を、防災に限らず事故や犯罪にも強い地域をつくる防犯的な活動にも役立てる事ができないかと思っています。

地震や台風・火災などの災害を最優先に考え、活動の中身を防災とした活動では、組織内に高齢者が多く、組織を作ってもその組織は今の自治会と同じで、若い住民の参加が少なく、いざという時役に立つか不安です。
反対に、子供の安全などを最優先に考えるのは小さい子供を持った父母、つまり若い世代なのです。若い世帯を多く取り込み、多くの住民の賛同を得た地域活動の組織でないと、南海地震のような大規模な災害には対処できないと思います。
若い世代の地域参加を募り、地域住民みんなが地域を再認識し、目標を同じにすることこそが、継続した地域での取り組みが可能で、昔あった地域のコミュニティーを作るための第一歩だと思います。そして普段からの地域の安全活動こそが、いざというときに役立つ真の防災組織であると思います。


子供は地域で育てよう。
高知の未来を担う大切な子供たちが、安心して学べる環境づくり。
学校・家庭・地域で育てる教育環境の基盤づくりを行います。
最近、学校でのいじめや家庭内での児童虐待などの問題が、社会的なニュースとなっています。>
特に川崎での中学生殺人の事件は、子供からのSOSを受け入れられなかった事件として、今後の教育行政などに大きな波紋を与える事と思います。

特に学校などの教育現場で起こっている『いじめ』の問題は、真剣に考えていかなければならない事だと思います。
それにはまず、
『弱い者をいじめることは人間として絶対に許されない。どのような社会にあっても、いじめは許されない、いじめる側が悪いという明快な一事を毅然とした態度で行き渡らせる。いじめは子どもの成長にとって必要な場合もあるという考えは認められない。また、いじめをはやし立てたり、傍観したりする行為もいじめる行為と同様に許されない』
という文部科学省の見解を、子供たちと保護者に周知徹底させることが必要です。

まず一番に、いじめは決して許さないという断固とした姿勢を学校が示し、場合によっては停学などの厳しい措置をとることを知らせることが必要です。殺人や自殺者まで出してしまった「いじめられる側にも問題がある」として被害者を追い詰めるようなことは決してしてはいけないと思います。

また、いじめをしている加害者は多くの場合、心や家庭に問題を抱えてることが多いようです。いじめ行為の心のSOSともいえます。学校と家庭が協力して加害者の抱える問題を解決していく事が大切だと思います。いじめの加害者を一方的に責めるだけでは、問題は解決できないと思います。

いじめの発生を防止するために、いじめ防止教育を全校的に行うことが必要です。いじめ防止教育によって、いじめを静観することからまわりが行動することに変えることが、最も有効ないじめ対策だと思います。

また、学校でいじめを打ち明けやすくするため、また被害者と加害者の心の問題のケアを専門的に行うため、家庭での問題も含めたカウンセリングが行える仕組みをつくり、カウンセラーを可能な限り常駐させることが必要だと思います。


児童への虐待は、家庭という閉ざされた場で行われます。
昔の家は機密性が低かったので、子供の泣き声や親の怒る声がご飯時になるあちこちから聞こえていましたが、最近は住宅のプライバシーが完全に保たれ、そのような光景が減ってきました。

しかし、近所の住民はその家庭の異変に何らかの形で気づいていることが多いようです。本当は異変に気づいているにもかかわらず、何も出来ずに終わっているのです。今の隣人や地域の人は、全くの他人事ということが、今の世の中の風潮なのでしょうか・・・
私はこれからは、隣人や地域での助け合い『共助』が重要だと思います。そのためにも家庭から地域へ活動の場を広げるための工夫が必要です。

児童虐待が起こっている家庭は、隣人や地域とは交流のない閉ざされてしまった家庭が多いとのデーターがあります。また、母親の育児不安の原因も、今の世間には育児に関する情報が多すぎて、母親は自分の子どもの発育が遅れ気味になると、不安に駆られ、核家族化という現代の環境が相まって、アドバイスしてくれる人がそばになく、不安だけが増大して、それが子どもに向かうという報告もあります。
そんな家庭の問題を、隣人や地域、特に何人も子供を育て世に送ってきたお年寄りが気軽に相談にのってあげられる昔の『井戸端会議』ような地域の場をつくるのはいかがでしょうか?
そうすることで今の地域の自治会など地縁組織の活動も活性化しますし、その活動が防災や防犯にもつながります。若い世代の参加ができる地域の活動を地域の方々とともに考えていきたいと思います。


大好きな高知をもっと楽しく。
住んでてよかった…高知に住みたい…そんな高知市を、未来に残して行きたいと思います。
私は小さいころ馬路村の魚梁瀬で過ごしたことがあります。
周りは自然がいっぱいで、友達と山や川で毎日のように楽しく遊んだことを思い出します。今でも用事でそのなつかしい地域へ出向く機会があるのですが「昔はここでこんな遊びをしたなぁ〜」と思い出が蘇ります。
そんな魚梁瀬地区にも、少子高齢化・過疎化が進んでいます。人口は1/3になりました。沢山の職人が木を切り出して森林鉄道で木材を運んでいた、娯楽の施設もたくさんあったなんて想像もできないほど寂れてしまいました。
今、魚梁瀬に限らず、高知のほとんどの場所で同じような事が起こっています。
若い力は東京などの大都会へ流れてしまう。人口も減るけど地域を支える力がドンドンと減ってしまう。物が動くためのパワーが減ってしまって物事への関心が少なくなってしまう。そして夢もなくなってしまう…

高齢者が増えると、介護と銘打って高齢者対策の福祉施設を造り、その中へ追い込んでいく。元気なお年寄りも簡単な方に慣れてしまってそこから離れない。物もお金も動かなくなって、地域の力がどんどんと薄れてしまう。『夢と生きがい』が失われて行くのです。

私はこれからは高齢者を閉じ込めるのではなく、どんどんと屋根のない所に出して、まちづくりに参加してもうらう事が必要と思います。

生まれ育った地域を一番理解し愛しているはずのお年寄りたちが、意欲を持ったまちづくりに参加できるような仕組みと、自ら健康管理が行える仕組みづくり。そして、豊富な経験から若い世代への助言と交流を積極的に行い、地域間や都市部との交流をすすめる。
地域に合った形の産業を再構築し、若い者への伝承と雇用の促進を図る。家庭で不要になった物の再利用、天ぷら油などの廃油を石鹸などに再利用したりする循環型社会を目指した取り組みをすすめ、環境にやさしく地域内で再利用したり工夫する。そうすることで高齢者が外で活躍する場が多くなり、笑顔が増え、夢と希望が増し、変化のある生活となり、楽しい暮らしを求めるようになる。地域の方々のモチベーションの向上こそが一番最初のステップだと考えます。

そして、若い世代との交流を積極的に行い、お年寄りの知恵と経験と若者のパワーと行動力とを融和させ、沢山の声が溢れ、みんなが未来の高知を夢見るようになれば、そこから新しい何かが生まれてくると思います。

今までのように行政や政治に頼りきりでは、この財政難の高知市の未来はありません。「高知が大好き」「住んでて良かった」と思える高知にするためには、高知に住む一人一人が何とかしなければという危機感を持つことが大切だと思います。